「わたしの幸せな結婚」は、顎木あくみ先生の小説発の大人気作品です。
小説7巻、コミック4巻、映画化、アニメ放送中という注目作品です。
この記事では、「わたしの幸せな結婚」全般的な話で
映画がひどい、漫画(コミック)、アニメの評判は?
といったところを取り上げてみます。
わたしの幸せな結婚の映画がひどい理由は?漫画は?アニメは?
映画「わたしの幸せな結婚」がひどい、という評価を受けている理由
理由①実写化に無理があったから
映画がひどいという評価を一部受けている理由は、映画が実写化だからです。小説から漫画(コミック)と展開しており、コミックでかなり綺麗なビジュアルで、特に久堂清霞さんについては、かなり美化されていました。
もちろん、ヒロインの斎森美世もかわいくて綺麗ですが、特に清霞が白髪で背が高くて、美世が初対面で「きれいな人」とつぶやいたように、かなりの美形です。
それが、映画で実写化されたときに、
といったひどい、という評価を下す人が一定数おられました。
まぁ、漫画作品を実写化したら、ありがちな批判意見と言えばそれまでです。
理由②主人公が小説、コミックと違っていた
また、映画の主人公が美世ではなく清霞だったという批判もありました。小説やコミックは美世の女性目線でした。映画は、Snow Manの目黒漣さんを立てるためか知りませんが、清霞目線で、やたら清霞の職場の軍人さんが出てきていました。そういう部分が気になってしまった人もいたようです。
理由③ファンタジー要素がわかりにくかった
さらに言えば、「異能」とかのファンタジーの部分が分かりにくい、という意見もありました。タイトルは「わたしの幸せな結婚」でよくある恋愛ものかと思いきや、ファンタジー要素もある。炎を操れる異能!?ってなに、とプチパニックなお客さまもいたかもしれませんね。
2023年のスマッシュヒットした映画だった
ただ、こうしたひどい評価はあれども、映画は、ロケ地も大正ロマン情緒あふれる場所で行われていて、特殊効果なども豊富で、優れた作品だったと思います。
実際、観客動員数も200万人を超えていて、興行収入も約30億円を記録していますので、2023年のスマッシュヒットした作品と言えるでしょう。
「わたしの幸せな結婚」のアニメはひどい?
アニメ放送が、2023年7月5日(水)からスタートしています。このアニメについて、ひどい、という評価はあるでしょうか?
これについては、現時点ではあまりない、という認識です。
理由は、映画と違ってアニメはビジュアルを画力で調整できるからです。実写でなく、画力は作り物です。圧倒的なすばらしい美術スタッフのおかげでアニメ「わたしの幸せな結婚」の映像はすばらしいの一言です。風景や建物、櫛や窯、料理などの細部もきれいに描かれています。
ひどい、という評価をする人がもしいれば、それは声優のキャストとかだと思いますがたぶんそれは杞憂に終わるでしょう。

キャストは、それぞれ主役級のメインを張れるくらい豪華な面々。鬼滅の刃に出演されている美世役の上田麗奈さん、同じく清霞役の石川界人さんも鬼滅の刃に出演です。今をときめくキャストが抜擢されていますので、声優陣に文句を言う人はいないでしょう。
ただ、ひどいのレベルまではいかなくても、小説やコミックにあるけど、省略されているシーンとかが少し残念という意見はありそうです。これは、ここで言っててほしかった、というシーン。
例えば、1話で辰石幸次が斎森家に香耶との婚約の件で来たときに、美世に話しかけて、お土産のお菓子を渡すのですが、そのシーンがアニメにはありませんでした。幸次が美世を気遣うシーンで入れてほしかったという感じもしました。
「わたしの幸せな結婚」の漫画(コミック)はひどい?
コミックについて、ひどいという評価をする人はほとんどいないと思います。
あえて言うなら、出版頻度が少し遅いでしょうか。次の巻までに、約1年かかります。次の5巻の発売は、今までの4巻までの間隔を加味すれば、2023年12月頃になりそうです。
小説が先に先に進む中、また映画やアニメもどんどん進む中で、やはりコミックも早く追いついてもらいたい気もします。
まとめ
「わたしの幸せな結婚」の全般的な話、映画はひどいのか?アニメは?コミックは?という部分を少しだけ考察してみました。
私自身は、この作品は本当にすばらしいと思います。「わたしの幸せな結婚」の世界観が、日本中の人に伝わって、すばらしい作品を鑑賞する時間が持てることを切に願っています。