和風シンデレラストーリー「わたしの幸せな結婚」(劇場版公式サイトがこちら)。
「わたしの幸せな結婚」は、原作小説「顎木あくみ」・コミック漫画「高坂りと」による人気作品です。
2023年7月にはアニメ放送も決定しています。(アニメ公式サイトがこちら)

この物語は、文字通り「結婚」にまつわるストーリー展開になります。時は大正・明治時代頃の設定で、
政略結婚も普通にあった時代の話。結婚で家同士の付き合いなどが複雑に絡み合う話です。
話の中に、頻繁に「異能(いのう)」という言葉が登場します。
この記事は、わたしの幸せな結婚
ヒロイン美世の異能についての記事になります。
これまでのわたしの幸せな結婚についての記事がこちらです。
わたしの幸せな結婚、異能とは?
異能というのは、分かりやすく言えば「超能力」のようなものです。火を扱えたり、念力や瞬間移動ができたり、透視能力があるなど。

たとえば、ヒロイン・斎森美世(さいもりみよ)の嫁ぎ先である久堂家のお風呂は、異能仕様です。当主の久堂清霞(くどうきよか)が火を扱う異能があり、その異能によってお風呂を炊くようにできています。
わたしの幸せな結婚 美世の異能(夢見の才)
ネタバレにはなりますが、物語の中で美世は何度も夢をみます。自分の今の状況に応じて、登場人物もいろいろ。その夢をみることが、美世の異能そのものだった、ということです。
美世の異能は、人の心に入り込める領域で、夢見の才と言われます。

この能力は、美世の母親の旧姓、薄刃(うすば)家のみが使える異能です。人の夢に入り込めて、過去も未来もコントロールできる特殊能力です。
これが、テレパシーの異能であって、使い方によっては恐ろしいことから、美世の母親(澄美)は美世の異能をテレパシーで封印して、美世には異能がないと美世に思い込ませていました。いわば親心です。
この夢見の才は、国をも動かすパワーがあるため、美世の異能を封印していた澄美。けど、やがて美世は自分に異能があることに気付いてストーリーが展開します。
わたしの幸せな結婚 美世の生い立ち
主人公のヒロイン美世は異能がないことで、家族から虐げられてきました。美世の母親が早くに死んでしまい、父親が再婚。再婚相手との間に子どもができて、その娘の香耶(かや)には異能があるということで、継母が香耶ばかり可愛がって、美世は名家の令嬢でありながらも、お手伝いさんみたいな立ち位置で過ごしていました。
美世の両親に異能があるのに、美世には異能がないことで、斎森家で居場所を失い、理解者だった幼なじみと妹の香耶が結婚し、美世は斎森家を追い出されるかたちで、家を出ました。
まとめ
美世は、自覚していませんでしたが、異能がありました。その異能をうまく使いこなせていけるか、異能があることがわかったことで、どう物語が展開していくか、そこがこれから面白くなっていくところです。
この記事では、敢えてそのあたりの記述にとどめます。読んでいただき、ありがとうございました。