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漢字検定2級の勉強法は?合格体験談と合格への基本戦略とは?

目次

漢字検定2級の勉強法などをお届けします。

【漢字検定2級】が
どんな試験か気になる方、合格したい方は
ぜひご覧ください!
私自身は、約10年前に「1発合格」をしています。

こちらの記事では、漢字検定2級のレベル、合格率、勉強方法、問題集、出題例、試験日程合格への基本戦略などについて学べます!

概要を知り漢字検定2級への理解を深めることで、合格へ一歩近づけます!

漢字検定2級の勉強法は?

漢字検定2級の勉強法です。レベル感、モチベーションの保ち方、

まずは、漢検2級のレベル感から

漢字検定2級のレベルは、高校卒業程度、一般社会人の教養レベルです!常用漢字すべてが範囲になります。難易度的には、そこそこ骨があるレベルでしょう。読書好き、勉強好きな人でも、全く対策をせずに受かるレベルの試験ではないでしょう。

レベル出題範囲合格点合格率
1級大学・一般約6,000字80%程度5%前後
準1級大学・一般約3,000字 80%程度 15%前後
2級高校卒業2,136字 80%程度 20%前後
準2級高校在学1,951字70%程度35%前後
3級中学卒業1,623字70%程度 45%前後
4級中学在学1,339字70%程度 50%前後
5級小学6年1,026字70%程度 70%前後
6級小学5年835字70%程度 80%前後
7級小学4年642字70%程度 85%前後
8級小学3年440字80%程度 85%前後
9級小学2年240字80%程度 90%前後
10級小学1年80字80%程度 95%前後

各級のレベル、出題範囲、合格点、合格率が上の表の通りです。

漢字検定2級は、高校卒業レベル、出題(2,136字)、合格点80%前後、合格率20%前後となっています。合格率は5%前後程度の誤差がございます。

合格点80%前後ですが、私の時は200点満点中155点(77.5%)で合格点でした。私の得点は162点(81%)でした。

漢字検定2級の勉強のモチベーションの保ち方は?

漢字検定2級の勉強をしようと思ったきっかけは何でしょう?

  • 中学生、高校生であれば受験に有利になるから?学校で団体受験できるから受けてみようか?
  • 大学生や社会人は、就職、転職の武器にするため?
  • リタイヤ世代は、ボケ防止教養のため?

おおむね上記のような理由だと思います。

ただ、残念ながら漢字検定2級が「受験」に「就職」に「教養」に決定的なメリットになることは難しいかもしれません。

私自身は、30代半ばに取得しています。目指そうと思ったきっかけは、

恥ずかしい思いをしたからです。会社の朝礼で文章を読み上げる時に読めない漢字がありました。

一般的な漢字の読みを勉強しよう!せっかくなら漢字検定2級を目指そう!と思いました。

漢字検定2級の具体的な勉強法は?

ただ、30代になると、記憶力に不安を感じ始める年ごろです。いろいろ勉強方法の記事を見ると、「4日間で合格」「1日1時間で1か月で合格」「最大3か月の勉強期間」などがあります。

私は、トータル約5か月勉強期間がありました。最初の2,3か月は週に1日~3日程度の学習だったので、きちんとしたのはラスト1か月かもしれません。そうした意味では、1日1時間1か月でも合格は可能かもしれません。時間としては30~60時間程度は必要でしょうか!

読めるようになりたい、という当初の目的は、本番の試験で比較的高得点の出やすい読み問題30問が全問正解で、達成できました!

  • 2級なので、履歴書にも書けるようになりました。
  • 仕事など日常生活の中で手書きで熟語を書くときに、役に立っています。
  • 語彙力のUPにもなったと思います!

また、合格できた達成感はもちろんありました!

準1級1級は、趣味とかクイズ王レベルなのでリタイヤしたら考えるかな、という感じです。

完全に趣味の世界で、ボケ防止的な要素があると思います。

漢字検定2級の合格戦略とは?

合格戦略を立てるのに、まずは出題形式です。

日本漢字能力検定の公式ページに出題内容と審査基準が掲載されています!

主な出題形式は↓です。配点、出題例も!試験時間は60分です。

出題形式配点(何問何点)出題例
一、漢字の読み30問30点過剰(かじょう)・小豆(あずき)
二、部首10問10点褒(衣)・昼(日)・升(十)
三、熟語の構成10問20点不遇(上の字が下の字の意味を打ち消す)
四、四字熟語書き取り10問20点
意味5問10点
泰然自若(たいぜんじじゃく)
(落ち着きはらって物事に動じない様子)
五、対義語・類義語10問20点勤勉⇔怠惰 多弁⇔寡黙 遺憾≒残念
六、同音・同訓異字10問20点ボウトウ 地価(暴騰)・議会の(冒頭)
七、誤字訂正5問10点全国制破(×)→覇(〇)
八、送り仮名5問10点おちいる(陥る)・あやつる(操る)
九、書き取り25問50点カテ(糧)・トビラ(扉)・モッパら(専ら)

漢字検定2級合格への基本戦略は?

合格基準は200点中160点程度(8割正解)です。

出題の配点を見ると、読み(30点)・四字熟語(30点)・書き取り(50点)を合わせて110点と全体の55%を占めます。

読みは30点を目指したいところ。四字熟語は難易度高いですが、8割目標。書き取りは配点が高いので、しっかり8割取れたら合格は近づきます。

苦手を作らないことが大事です。部首誤字訂正は、数をこなせば頻出問題が分かってくるので、はじめはとっつきにくくても得点源にできます。熟語の構成は、日本語読解の問題です。意味が分かれば解けます。

漢字力は、知っているかどうかの問題なので、試験本番でひらめいて正解ということが起きにくいと思います!覚えてきたことをしっかり本番に落とし込むことを意識しましょう。

基本戦略は、全て8割以上目標でどこかで5割正答率のところがあると厳しいです。

どこで40点まで失点できるかという引き算の考え方でいくと良いでしょう。

漢字検定2級合格を勝ち取るための具体的な方法は?

基本戦略は、合格最低点を取るために、200点中40点までは失点できるという逆算的な考え方です。

では、その合格得点に達するために必要な勉強法などは、↓でご紹介します!

漢字検定2級の勉強法は?どの問題集を使う?

具体的にどんな勉強法、問題集が良いでしょうか?

これについては、それぞれ皆さんの好みもあるし、学習スタイルがあると思いますので、あくまで私の場合を紹介します。

  • 漢字学習ステップ
  • 過去問
  • DSソフト

漢字学習ステップは、2級相当の漢字をまんべんなく勉強できます。全部すれば、出題範囲を網羅できるでしょう。合格に必要な体力を付けるための教材です。

過去問は、ラスト2週間くらいに仕上げで使用しました。ただ、ズタボロで合格点に近い点数に達したのは、試験3日前でした!

DSソフトは、隙間時間に使用して、試験当日の電車内で今までのミス問題を全て復習しました。文字認識の精度の問題で、多少間違っていても正解になってしまったりもありますので、信用度は低いです。また、DSソフトだけで合格っていうのは、難しいと思います。問題数も限られますので。

有効な学習方法は、間違えた漢字を「何度も書くこと」につきます!

私の同級生に、高校2年の時に漢字検定準1級に合格した猛者がいます!彼に相談したときにもらったアドバイスは!

とにかく書くこと!1冊の問題集を何度も解くこと!

でした!書くことは実践しましたが、1冊では不安になり、2冊+DSソフトで対策しました。

時間のない方で基礎学力に自信のある方は過去問だけでOKかも!

過去問だけでもいける人はいけると思います!そこは、実際に書店で本を手にして確認して判断してみてください!

漢字検定2級の今後の試験日程は?検定料と検定時間は?

2024年度 第3回 2025年(令和7年)2月16日(日)

検定料は4,500円(税込)で検定時間は11:50~12:50です。

詳しい内容は公式ページをご覧ください。

漢検2級は、CBT試験もあります!

年3回の会場での受験とは別にいつでも受けられるCBT試験もあります!チャンスは確実に広がっています!

また、インターネット上で問題集を買わなくても無料で対策という方法もありかもしれません。私は昭和人間なので、英語辞書は電子辞書よりも本の辞書だし、資格の勉強のメインは基本は問題集です。

令和の時代に漢字を書く機会が減ってはいますが、そういう時代だからこそ「手書きで漢字を学ぶ意義」があるかもしれませんね!

以下の記事では、英語学習法などにも触れています!ぜひ、ご覧ください。

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