この記事では、
大人気漫画「薬屋のひとりごと」の「中国(中国人)の反応」について
掘り下げてみます。
アニメの公式ページはこちらです!2025年1月からは、アニメ第2期も決定していますね!
この記事では、中国人2人が「薬屋のひとりごと」作品について動画にしています。その動画で触れた内容をおまとめして、紹介した記事になります。中国人が「薬屋のひとりごと」をどのように見たのか、中華風の架空の国が舞台とされる作品です。本場の中国人は、どう評価しているのか、に迫っていきます。
「薬屋のひとりごと」の中国の反応は?中国人2人の動画を読み解いてみた
この記事は、↓の動画を読み解いてみたものです。
私は、中国人ではありませんので、中国人の女性2人が「薬屋のひとりごと」を読んで感じたことを,お2人が述べてくれています。「海外の反応」特に、「薬屋のひとりごと」の母国である中国の反応についてです。
「薬屋のひとりごと」の時代設定は?「唐」の時代?
2人によれば、「薬屋のひとりごと」の時代設定は、ほぼほぼ「唐」の時代とのこと。ただ、服装はいろんな時代のミックスのようです。
「唐」の時代の根拠は?「唐」の時代の根拠①
妃が4人で、
唐の皇帝「李世民」の四妃と同じ「貴妃・徳妃・賢妃・叔妃」
という名前であることから
時代じだいの皇室の身分などで、分かるようです。この名前を用いている時点で、「唐」を意識していることはバレバレと。
唐の時代は西暦618年から907年で、日本との関係は「遣唐使」などがありましたね。長く続いた時代です。
「唐」の時代の根拠②
服装が「唐」の時代のものが多い。「唐」の時代の服装は露出が多いものがある。
男性の三角の襟は「唐」そのもの。
ただ、小さい子どもは「明」の時代っぽい漢服
「宋」の時代を思わせる服装もある
服装に関しては、いろんな時代をミックスされているようです。いいとこ取りっていう感じでしょうかね。
「唐」の時代の根拠③
纏足(てんそく)の描写は唐っぽい
纏足(てんそく)とは、幼児期から足に布を巻かせて、足が大きくならないようにする中国の古い風習です。唐の末期から辛亥革命ごろまで中国人女性に対して行われていました。
中国語読みの単語が、中国人には嬉しい
主人公の名前、猫猫(マオマオ)は中国読み
「小」猫猫(ちゃん)「ちゃん」を意味する「小」も中国語
包子(肉まん)・巧克力(チョコレート)も中国語が使用されている。
作中に出てくる手紙も中国語で書かれていたりするので、舞台はもろに中国と分かる。
尚食(皇帝のご飯を用意する厨房の人たち)という言葉や
役職で礼部・吏部…〇〇の仕事をする部・位も中国語で、
こうした「中国語単語」がちりばめられているところは、中国人にとってはうれしいそうです。
ストーリーは、中国の時代劇っぽい
この「薬屋のひとりごと」は女の花園(ドロドロな世界)・後宮において、頭脳明晰で薬の知識もある主人公猫猫が難題を解決し、織りなす物語。
事件解決系でわかりやすい展開で、ラブコメ要素もあるというバランスの取れた作品。
中国人で、中国語時代劇が好きな人にはハマるし
逆に、この作品が面白いと感じる日本人は、中国の時代劇も好きになれると思う
とのこと。中国の時代劇の特徴をうまく言葉で言い表せませんが、宮廷などの争いが中国っぽいということでしょうかね。
まとめ
日本語が流ちょうに話せるレベルの中国人にまだあまり読まれていない(日本語が理解できないので)ため、貴重な中国人お二人の意見でした。
2023年秋冬アニメ化もされて、2025年1月はアニメ第2期も決定。アニメ化で全世界に発信されれば、多くの中国人の目に触れることになります。それこそ、海外の反応も声を集められる可能性があります。
この「中国(中国人)の反応」は、もっと多くの中国の方に見られたら、また違った視点で捉えてもらえるかもしれません。中国人の庶民の反応も、もっとみてみたいものです。