顎木(あぎとぎ)あくみ先生による小説が原作の『わたしの幸せな結婚』。2023年3月に映画版上映開始、7月にはアニメ放送も決定している注目のシンデレラストーリーです。
この記事では、
そんな「わたしの幸せな結婚」の中でもわき役として活躍する
ゆり江という人物にフォーカスしてみたいと思います。
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わたしの幸せな結婚におけるゆり江の役割は?
ゆり江を一言で言うと
ゆり江は、主人公の美世が嫁いだ久堂家の世話係です。
ゆり江は、清霞のお母さんみたいな人
ゆり江は、清霞が幼いころから、彼の身の周りの世話をしている中年の女性で、いわば清霞のお母さんみたいな存在です。小柄で、優しそうな雰囲気です。清霞を「坊ちゃん」と呼ぶときもありますが、それは止めてと清霞に言われたことも。
ゆり江は、2人の愛のキューピット?
美世が久堂家に来たばかりのときに、清霞をかばうように「坊ちゃんは本当は優しい方」と伝えました。
清霞が美世を気にし始めたときには
「それにしても坊ちゃん いつになく婚約者さまに興味深々ですこと」
「ゆり江は、美世さまは良いと思いますよ 坊ちゃんの奥さまに」
と2人の間に入って、良い方向に向かうような声掛けをしています。使用人という立場をわきまえたうえで、しっかりと導いていますね。
ゆり江がおかした大失態とは?
ゆり江は、優秀な世話人ではありますが、2度の大失態をおかしています。
一度目の大失態(外出先で美世と香耶が会ってしまった)
美世とゆり江は、外で買い物で出かけます。しかし、ゆり江は、「お塩を買ってこなくては」と美世を待たせてついていこうとする美世をここにいてください、と言ってしまいます。
そのとき、美世をいじめていた斎森家の義妹の香耶が現れ、「どこかで野垂れ死んでいると思っていたのに」「なあんにもできないおねえさまが、久堂さまと釣り合うわかがないもの」など、暴言を浴びせます。
そんなシーンを作ってしまったゆり江ですが、「美世さまは久堂清霞さまの未来の奥さまでございますから」と嫌味を言ってきた香耶にきっぱりと言い切りました。
二度目の大失態(美世が連れ去られた)
久堂家お屋敷にお客さんがあり、美世が「私が出ます」と言ったら、そのまま任せてしまい、その時に大きな音がして、美世が斎森家の者によって連れ去られてしまいます。
使用人として、婚約者を守るべき立場としては、これ以上ない失態と言えるでしょう。
まとめ
ゆり江は、優しくて温厚で、わたしの幸せな結婚のストーリーの中でも2人のキューピットという重要な役割でもあります。
失態はありますが、そこは物語のスパイスでもあるということで。憎めない愛されるキャラですね。
読んでいただき、ありがとうございました。