「わたしの幸せな結婚」は単なるラブラブ恋愛ストーリーではありません。
この記事では、「わたしの幸せな結婚」における
主人公、斎森美世の能力(美世の「夢見の力」という異能)について
解説する記事になります。
この記事のゴールは、あなたが美世の能力を知ることで、「わたしの幸せな結婚」作品をより楽しめるようになることです。
私の幸せな結婚、美世の能力、美世の異能とは?
主人公の斎森美世の能力、異能(いのう)について解説いたします。異能とは、文字通り、特殊な能力で超能力みたいな力のことをいいます。
美世は、最初「自分には異能がない」と思い込んでいた
美世は物語当初、超能力のような異能が自分にはないということで、旧家で虐げられて育ちます。異母妹の香耶と継母にいじめられ、使用人同等の扱いを受けます。名家の生まれでありながらも、そんな感じがしない、人を怖がったり、どうせ捨てられるなどかなりのネガティブ人間だった美世です。
久堂清霞との縁談も、斎森家を追い出されるように嫁ぎました。最初は、もう帰る家もないと嫌われないように振る舞う美世に対して、清霞も疑問に感じます。
清霞は、美世を好きになればなるほど、美世の背景を知りたがり、調べさせます。
美世が夜うなされる原因は?
美世が久堂家に来てから、美世は夜中に夢でうなされて寝不足になります。清霞も仕事が忙しくなったりして、なかなか美世との時間を作れなかったりします。
清霞は、美世が夜うなされているときに、美世の手を握って必死にかばいます。
美世の異能「夢見の力」とは?
美世は実は異能者(いのうしゃ)でした。美世の持つ異能は、「夢見の力(ゆめみのちから)」と言われ、美世の母親である亡き澄美が美世に封印をかけて、美世の異能を隠してきました。
美世の実家、斎森家は実は薄刃家(うすばけ)という家系でした。
この薄刃家では、夢見の力など、人の夢に乗り移れたりすることで、帝の能力もしのぐほどの力を持っています。
それゆえに、美世は本当は異能者であるのに、その存在を知らないまま、過ごしてきました。しかし、清霞にピンチが訪れた際に、必死な想いから「異能」が発動します。
こうした、自分の力以上のことをしようとすると、いくら澄美が封印していたとしても、異能を発動することが可能です。この想いが美世の異能を発動させるときがやってきました。
夢見の力で昏睡状態の清霞を救い出す
美世は、清霞が甘水直(うすいなおし)と戦っている際に、清霞の夢の中に入って清霞を救い出します。
夢見の力の発動条件は
1.異能を使う相手の選定(相手に直接触れると良い)
2.異能を意識して目的を設定
3.相手に異能で働きかける
この使い方を同じ薄刃家出身の鶴木新(つるきあらた)に教わりました。美世は、清霞が1人では処理できない夢の中にいたところを美世に助け出されて、我に返ります。
そして、2人は手を取って現実に戻ってきます。仲のよろしいことで。
このように、美世は実は異能を使えることが判明します。ただの恋愛ストーリーではなく、ファンタジー作品の要素も含んでいるこの「わたしの幸せな結婚」は、なかなかに奥が深いものと言えます。
まとめ
ただの弱い婚約者キャラだと思っていた美世が、実は強力な異能者だったという、なかなかに衝撃な事実があります。この記事では、そのあたりのことを説明させていただきました。