パソコン関係の検定、資格などに関して、少し紹介してみたいと思います。履歴書に書けるかどうかなど。
この記事では、
①P検(パソコン検定)
②MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
③コンピューターサービス技能評価試験
④ITパスポート試験
について取り上げてみます。
これまでのパソコン関係の記事がこちらです!
①パソコン検定試験(P検)の難易度は?履歴書は3級以上?
公式ページがこちらです!(https://www.pken.com/)
パソコン検定は、1級、2級、準2級、3級、4級、5級の6種類があります。 級が少ないほど難しいです。一般的には、履歴書に書けるレベルは3級以上です。4級は中学生レベル。5級は初心者。
履歴書に書けるというのは、就職、転職の際にアピールできるかどうか、という観点です。やはり履歴書が映えるのは、2級以上です。
パソコン検定は、パソコンの特定のソフトの操作を問うのではなく、パソコン全般の知識、理解を問うものです。持っていると、パソコン全体に精通しているという印象を与えることができます。
②MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)は?
公式ページがこちらです!(https://mos.odyssey-com.co.jp/about/)
MOSは、昔はMOUSといっていましたが、派遣社員など一般事務職の人であれば身に付けておきたいパソコンのスキルを試す試験です。ワード、エクセル、パワーポイント、アクセス、アウトルックといったマイクロソフト社のソフトの操作を試す試験です。
一般レベルと上級レベル(エキスパート)があります。上級レベルでもそれほど難易度は高くないです。受験料が1万円以上して、けっこう高いです。学割で2千円安くなるとかあるみたいですが、やっぱりちょっと高めです。
派遣で事務職を希望する場合は、取得したソフトが扱えるアピールとなるので、履歴書に書いても有効な資格だと思います。
③コンピューターサービス技能評価試験とは?
公式ページがこちらです!(https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/sinsa_comp/comp.html)
これは聞きなれないかもしれませんが、ハローワーク経由で申し込める職業訓練校で習う試験です。私は、今の事務職フルタイムに就く前に、半年間でこのコンピューターサービス技能評価試験のワード部門、表計算部門(エクセル)の3級、2級をそれぞれ取得しました。
これは、事務職の現場に即した試験問題で、パソコンを使用した実技的な試験ですが、過去問をやりこんで、訓練校などで講師に教えてもらう経験がないと厳しいかもです。
ワードの2級は、私が今まで受験したあらゆる試験の中で、もっとも忙しい試験でした。①600文字程度のタイピング、②文書作成、③文書修正の3つで、残り30秒になるまで必死にパソコンにしがみつきました。
これも、2級以上で履歴書に書けるレベルでしょう。2級があると、中級レベルを示すことができます。
④ITパスポート試験はどう?
公式ページはこちらです!(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/)
これは、昔の初級シスアドです。合格率は40%程度で、4択問題が100問で、3分野で全体で6割必要です。分野ごとに3割以上という足切りもあります。
しょっちゅうシラバスがアップデートされ、出題される用語が増えていますので、難易度がどんどん上がっています。舐めてかかると、平気で落ちる試験です。試験の偏差値としては49、50くらいの難易度とされています。
難しくなっているのに、履歴書に書いてもあまり有効な資格ではないと思います。書いても、「あぁ、パソコンスキル、知識は人並みだね」という感想を持たれるだけでと思います。
まとめ
パソコン関係の4種類の資格について書いてみました。ここにあげた資格は、2級までであればそんなに難易度の高いものではないと思います。
もっと、基本情報技術者や応用情報技術者など高度な資格はたくさんあります。パソコン関係の資格で、私のわかる範囲でご紹介いたしました。