パソコンが急に起動しなくなったら、誰でも慌てるものです。特にパソコン初心者にとっては、困り果ててしまう瞬間かもしれません。しかし、安心してください。
この記事では、パソコンがつかない時に試すべき簡単な対処法をわかりやすくご紹介します。この手順に従えば、多くの場合、自分で問題を解決できるようになります。また、修理に出す場合の目安もご紹介します。
パソコンがつかない時の対処法: 初心者でも簡単に解決!
原因を探る: パソコンが起動しない12つの理由
パソコンが起動しない時、まず疑うべきは電源関連のトラブルです。しかし、それ以外にも様々な原因が考えられます。
- パソコン内部(メモリー、内蔵HDD/SSD、マザーボード、電源ユニット)の故障
- OSのシステム不良
- USBなど周辺機器の不具合
- ドライバーの不具合
- ソフトウェアトラブル
- 液晶ディスプレイの故障
- パソコン内部の埃の蓄積
- 電源ケーブル類の接続不良、劣化
- Windows Update失敗
- 部屋の室温が不適切
- 延長コードによる電力不足
- バッテリーの劣化、充電不足
【初期段階】パソコンが起動しないとき、まずすべき4つのこと!
パソコンが起動しないときは、以下の4つを試みてください!
1.もう一度電源をスイッチを入れてみる
2.延長コードの節電用スイッチを切ってみる
3.画面表示をオン
4.ファンの音がするか、アクセスランプ、ディスプレイの電源がついてているか確認する
すごく初歩的なことなので、まずは基本を疑ってみましょう。電源関係をONとOFFにしてみる。画面が表示されるか確認する、などです。問題なければ、次のステップです。
まだ、パソコンが起動しないときは、以下の6つを試みてください!
1.メモリーを差し直してみる
2.外部機器やディスクを取り外す
3.モニターのケーブルを別のものにしてみる
4.モニターを付け替える
5.熱を冷ます、温度が下がるまで放置
6.ケーブルを抜いて、放電を行ってみる
それぞれやってみて、解決すればOKですが、直らない場合は、以下の操作もしてみましょう。
パソコンの電源がつかないときにすることは?
【デスクトップパソコン】電源がつかないときにする3つのこと
1.パソコンのケーブルを抜いて放電してみる
2.パソコンのファン周りを掃除してみる、埃をとるなど
3.電源タップに挿しているコンセントの数を減らしてみる
デスクトップパソコンの場合は、パソコン内部のトラブルを疑ってみます。パソコンは埃(ほこり)に弱いです。また、電源の抜き差しも有効に作用することがあります。
【ノートパソコン】電源がつかないときにする5つのこと
1.バッテリーを充電してみる
2.バッテリーを取り外して電源ケーブルだけで起動してみる
3.代わりのACアダプターを使ってみる
4.外部モニターに接続
5.接続している周辺機器を外してみる
ノートパソコンでは、バッテリーやアダプターなど、周辺機器を疑ってみます。
修理が必要なパソコンの4つの目安
対処法をしてみても、直らない場合は、修理が必要かもしれません。技術的な対処法は、なかなか素人には難しいです。そんなときに、修理に出すかどうかの目安となるのが以下の4つです。当てはまると、修理に出した方が望ましい状況です。
1.起動すると変なにおいがする
2.ハードディスクからおかしな音がする
3.Windowsが起動しない
4.いろいろやってみても電源が入らない
ただ、修理に出す場合は、本体価格が10万円以上したような機器であれば有効ですが、中古の2万円、3万円したような機器であれば、修理代金の方が高くついてしまう場合も多いです。
修理代金が高くなる場合は、最低限のバックアップデータを残して、新しいパソコンを用意するのもいいと思います。
こうしたときのために、バックアップは定期的にとっていた方がいいですね。
まとめ
パソコンがつかないときの原因と対処法についてご紹介しました。ごく基本的なことを中心にお届けしました。
当ブログでは、パソコン初心者向けにたくさんの記事をご用意しております。是非とも関連記事でご興味のあるものも
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