漫画「怪獣8号」に登場する「怪獣9号」について解説します。
この記事では「怪獣9号」の特徴をカンタンにお伝えします。
- 「怪獣8号」のラスボスとされる「怪獣9号」について知りたい!
- 「怪獣9号」の特徴は?強さは?本質は?
といったところが気になる人に有益な記事となっています。
怪獣9号の特徴とは?
外見の特徴(エリンギ頭)
エリンギの頭のかたちは作者の松本直也さん公認です。ただ、もともとは頭の形状イメージはシルクハットからきているそうです。ひょろっと長いシルエットの不気味な雰囲気をまとったキャラクターになればと思ってデザインした結果がこのビジュアル。
二足歩行の人間タイプ
二足歩行の人間タイプの怪獣。灰色の肌に細長いマッチョ。歯茎(はぐき)むき出しの臼歯(きゅうし)。眼元には同心円状の小さな眼。一部読者からは「エリンギ」と呼ばれています。
怪獣9号はラスボス
怪獣9号は、「怪獣8号」作品においてはラスボスです。作中に何度も現れて、防衛隊はトドメを刺せずにいます。
怪獣9号の能力
人の言葉を操るほどの高い知能。捕食した人間に擬態し、学習能力もあります。人間社会に溶け込んで戸籍も持って、イヤホンやスマホ操作車の運転をしたりと、順応性は極めて高いです。
怪獣9号の戦闘能力は?
強そうに見えない見た目からは想像しがたいですが、戦闘能力・成長性は作中で最強格です。学習速度、他の生物と融合して「進化」します。攻撃パターンを即座に把握したり、取り込んだ個体の記憶や特殊能力をコピーし自在に操ることができます。
相模原討伐作戦のときは、怪獣の脅威度を示すフォルティチュードは8.5程度。カフカが変身した怪獣8号には少し劣る戦闘力でしたが、その後は進化を続けて他を圧倒するようになりました。
怪獣9号は他の怪獣を操作する
人の言葉を操るだけでなく、他の怪獣を意のままに操り命令・指揮できます。また、新しい怪獣を生み出すことも可能で、これが最も危険な能力。
冷酷非情で無感情
他の怪獣を指揮できますが、冷酷非情で自分勝手なエゴイストです。自分のことしか考えていないです。
これは敵対する防衛部隊に対してだけでなく、味方の怪獣についてもチームワークなんて二の次の「サイコパス」ぶり。典型的なパワハラ気質のボスといった感じ。
怪獣9号の本質とは
キコルを倒すためだけに怪獣9号に製造された怪獣15号は、少女型の怪獣で、9号への想いを伝えますが、キコルを倒せたら好きになってあげる、と15号の好意をふいにします。
怪獣ながらも、9号の冷酷さには呆れてしまいました。自分のことだけ考える、無感情なサイコパス、というのが9号の本質です。
人気投票では「第18位」に沈む
第1回の人気キャラクター投票では、221票で第18位という結果に。第6話から登場しているキャラクターなのに、一番出ている怪獣なのに、一番嫌われているといっても過言ではないことが判明しました。
まぁ、行動や言動が意味不明ですし、嫌われて当然のキャラクターではあります。
まとめ
怪獣9号は
- 最強だけど人気がない
- 恐ろしい能力(学習能力・指揮命令能力)の持ち主
- 「怪獣8号」のラスボス
ということを解説しました。
2024年4月からはアニメ放送もスタートします。これもまた楽しみですね!
当ブログでは、「怪獣8号」作品関連の記事をたくさん掲載しております。関連記事もご覧いただき、作品をより楽しんでいだけると幸いです。